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スタッフ座談会

アテンダントナース在籍スタッフによる座談会の模様をお届けします。仕事やプライベートなど、スタッフの本音トークをぜひご覧ください。

第1回 スタッフ座談会

今回のテーマは、『添乗看護師』。
添乗看護師としての業務経験をお持ちのアテンダントナース在籍スタッフに、「病院勤務との違い」や「初めて添乗看護師として業務を行ったときの印象」について語っていただきました。
添乗看護師としての業務経験がない方や、アテンダントナースでのお仕事を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

参加者紹介


N.M.さん    大阪府在住。    看護職歴:10年  添乗看護師歴:5年
添乗看護師って病院勤務と全然違うから、はじめは驚きました。特に何もないときは参加者のみなさんと一緒に楽しむこともできます。でも、もちろん、どんな事態になってもある程度の判断ができるように、臨床経験は積んでおいたほうがいいですね。


S.K.さん    大阪府在住。    看護職歴:4年  添乗看護師歴:2年
確かに病院勤務とは違いますよね。私は臨床経験がまだ浅いほうですが、基本的には健康で元気な人が参加されるのでなんとか対応しています。でも、事前に起こりそうなケガや流行っている病気、例えばインフルエンザ情報などは調べていくようにしていますね。


S.J.さん    滋賀県在住。    看護職歴:16年  添乗看護師歴:9年
私が添乗看護師を始めたときは登録会社からのマニュアルとか、参考にするものが何もありませんでした。もちろん、研修とかも。そう思うと、最近登録される方はマニュアルが用意されていたり、研修を受けることもできるから、ある程度添乗看護師業務のイメージがつくし、不安も多少は軽減されて仕事に就くことができるからいいですよね。やっぱり、何も情報が無いと、イメージだけがふくらんで余計なことまで考えてしまったりしますしね。


T.M.さん    京都府在住。    看護職歴:10年  添乗看護師歴:5年
私が添乗に出て思ったのは、何もなかったときのお客様とのコミュニケーションの取り方の難しさですかね。基本的に毎回が初対面のお客様なので緊張します。でも旅行中にお客様と共にする時間は長いですから自然と打ち解けますし、教諭の方々とは生徒さんのことなど、色々なことを話し合います。数年前に行った学校様で仲良くなった養護教諭の先生とは今でも連絡を取り合ったりしていますよ。でも、いくら仲良くなっても接遇面は気をつけています。


看護師業務ってこんなこともできるんだ〜?!

皆さんには、病院内で勤務する、という一般的な看護業務がありますよね?その病院内での業務と付添い添乗の看護師業務とではどんな違いがありますか?

N.M.さん:大きな違いは、健常者の方の対応をすることですね。特にケガや病気になる人がいなければその方達と楽しく過ごし、『これでも仕事していると言えるのかな〜』ということもありますしね。でも、最近は仕事にも慣れてきましたので、看護師として同行していても、看護業務のみならず、お客様とのコミュニケーション面も意識するようにしています。そういうこともあって、病院勤務との違いと言われれば、看護業務以外にも目配りすることが大きく異なると感じています。

S.K.さん:私はとにかく添乗が楽しいです。仕事とはいえ、全国の様々なところに行けますし。病院内という限られた場だけでなく、色んな人と色んなところへ行けるのも、病院勤務では考えられないことですよね。また、現場では看護師が1人しかいなということで頼られることも多いけど、いざというときに役に立てたり、お客様が別れ際に『ありがとう』と言ってくださると、とても嬉しく、『自分が同行できてよかったな〜』とつくづく実感したりします。

S.J.さん:確かに。ただ、看護師は自分1人だから、逆に大きなことが起きたときは焦りますよね。でも、看護師は医者と違って自ら診断できるわけではないので、患者様を無理して看ることなく、早めに病院に搬送するようにしています。病院みたいに常に医療物品や薬品などが揃っているわけではないから、色んな面での工夫、例えば、今あるものでどのように代用するかとかの判断が必要になる。経験が増えると何も物資がない状態でも、いかに苦痛の軽減に努めることができるかをモットーに色んなアイデアが浮かぶようになるわ。この辺が物資が豊富にある病院内で看護するのと、何もないところで看護するのとの多きな違いでしょうか。



数え切れないほどの人との出会いがあって、今はそれが自分の宝物になっている感じがします。

初めて添乗看護師業務を体験された時の印象をお聞かせください。思い描いていたイメージとは違いましたか?

N.M.さん:初めてのときはとにかく、緊張しっぱなしでした。私が初めて業務に就いたときはまだマニュアルなどはありませんでしたしね。誰からの指示があるわけではないので、自分が今何をすればいいのかだけを考えて業務を行っていました。私は近畿圏外の高校に同行したのが初めてだったのですが、先生方が話しかけてくださって、何かと気にかけていただいたのを覚えています。きっと私の言動が余程たどたどしかったのだろうと思います。

S.K.さん:私も初めて添乗に出る数日前から、だんだん緊張が高まってきて、何度も何度も荷物をチェックしたり、行程表を見直したりしていました。前日は殆ど眠れませんでした。『誰も話しかけてくれなかったらどうしよう』とか、『体調不良の方が殺到したらどうしよう』とかマイナスなことばかり頭をよぎって・・・。でも、実際に体験してみると、心配していてたようなこともなく、とにかく楽しかったです。お客様や旅行会社の方もとてもよくしてくださいましたし、自然とこちらからも話しかけたりすることもできました。

S.J.さん:私はもう結構昔のことでハッキリとは覚えていないですけれども、私もとにかく楽しかったという印象だった気がします。添乗経験を重ねると、中には大変なこともあるし、イヤな思いをすることもあります。だけど、なぜか終わる頃には別れが惜しいと思える関係ができているのよね。とにかく、たくさんのよい思い出ができました。9年も続けていると数え切れないほどの人との出会いがあって、今はそれが自分の宝物になっている感じがします。私が今もこの仕事を続けている理由もそのことに尽きますね。


座談会を終えて

今回お集まりいただいたスタッフ様のご経験を聞いていると、『添乗看護師の仕事』というものを変にご自身で決め付けないで自然体で取り組まれており、その結果、そのような接し方がお客様の心を開き、よいコミュニケーションを生み出しているのだなという印象を受けました。また、スタッフの方々が本当に楽しそうにご自身の業務経験やお客様との思い出話をお話になられているのを拝見していて、『1人でも多くの看護師の皆さんに添乗看護師というお仕事に携わっていただきたい』との想いを改めて強くしました。

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