団体及び個人の旅行の付添い、イベント救護など、参加者の健康管理、発病時の対処・対応に努める看護師業務を指します。参加者の健康管理、発病者の正確な身体状況(精神面も含む)把握、病院、診療所への搬送及び可能な範囲での医療サポート等を本人及び主催者に促すことが主な業務内容です。
修学旅行や企業の研修旅行などの団体旅行が大半ですが、熟年旅行や要介護者を伴う旅行など、個人ニーズも拡大しています。また、スポーツ大会、コンサートなど各種イベント救護待機業務も増えています。
看護師または准看護師の資格が必要です。
年齢制限は基本的にございませんが、クライアント様からの要望により年齢や看護経験等を指定されることはございます。
病院勤務などとは違い、医療設備が十分でない中での対処、対応が求められることも多いため、基礎的な医療知識に加え、判断力や応用力といったスキルも必要とされます。
また、看護職の中でもサービス職としての色が濃い業務であるため、クライアント様からのリクエストには、ホスピタリティマインドやサービスマンシップ、そして高いコミュニケーションスキルといった条件が付加されることも多い傾向にあります。
- 出発前 : 添乗マニュアルや事前指示書による内容の確認
- 出発前に添乗マニュアルや事前指示書といったものが担当する添乗看護師の方のお手元に届きます。それらの書類には添乗中の注意事項や、書類の取扱方などが記載されています。
- 行程中 : 参加者の健康管理、ケガ人、病人発生時の対応、対処など
- 行程中は参加者が、安全で安心して旅行やイベントを楽しめるよう、健康面をサポートします。いざ、ケガ人や体調不良者が出た場合は迅速に、的確に対処、対応及び、受診の指示などを行います。何もない場合は、参加者の思い出づくりのお手伝いをします。
- 終了後 : 業務終了報告や振り返り、アンケートによるフィードバックなど
- 業務終了後は報告書の提出があります。内容を確認し弊社スタッフとともに振り返りをします。また、お客様の声(アンケート)をそのまま、担当した添乗看護師の方にお届けします。それにより、お客様の感想や感謝の気持ちをダイレクトに感じることができます。